“思いやり” を大切にする島「徳之島」で育ったナオさんの新たな一歩『島への恩返し』

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Nutです!

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想いを伝える “インタビュー” シリーズ♪

今回は、徳之島出身の「ナオさん」にお話しを伺いました!

鹿児島県の奄美大島にある「徳之島」で生まれ育ったナオさん。
生まれてから高校まで、自然豊かな島で、温かい人に囲まれてゆったりと流れる島時間を過ごす。
大学時代では沖縄へ出て、海外でのボランティア活動やゼミを通して小さな講演を開催するなど積極的に色んな経験を積んだ。
さらに広い世界を知るため、卒業後は東京の会社へ就職し、島とは全く違う生活の中たくさんのことを学び、今現在、新たな一歩を踏み出そうとしてる。

“思いやり” を大切にする島『徳之島』

徳之島は、鹿児島県の南西諸島、奄美群島のほぼ中央にある離島の1つ。
手つかずの豊かな大自然が残り、闘牛や機織りなどの独自の島文化が味わえる離島です。

そんな徳之島は具体的にどんなところなのか、ナオさんに伺いました◎

「徳之島は、おじいちゃんおばあちゃんもとても多いんですけど、実は出生率が全国のトップクラスで、”子宝の島” と呼ばれるほど小さい子供も多いんです。

だからか、『結の精神』というのも大切にしていて、お互いを助け合って、また人との繋がりを大切にする、とても温かい島だと思います。

小さいころから、ずっと、おばあちゃんに『思いやりを大切にしなさい』と言われ続けてきたので、今でもそれを大切にしてます。」

Nut
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ナオさんの分け隔てない、相手への思いやり精神は、ここからきてるんだな~と改めて感じました(^^)

恩師との出会い

家族だけでなく、中学校でもそんな “思いやり” を感じた恩師と出会い、先生になりたいという夢ができたそう◎

「今までたくさん “想い” がある人に出会ってきたんですけど、その中でも大きい存在はやっぱり中学のときの先生ですね。

とにかく本当に何事にも一生懸命で、子供の私から見てもきらっきらしてかっこよくて、こんな大人になりたいな!と思った方でした。

怖くて厳しい先生ではあったんですけど、それは本気で私たちのことを想ってくれてたからだと思うんです。

どんな時も真っ直ぐで一生懸命な先生から、誰かのために一生懸命になることってすごくかっこいいことだと教わりました。

子どもって、たくさん間違えるし迷うと思うんです。

そんなとき、正しい道を教えてくれる存在が近くにいるって大切なんだな、と感じて、私もそんな思いやりのある先生になりたいと思いました。」

Nut
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中学生のときって、ちょっと大人になりかけて悩んだり心が不安定になる難しい時期ですよね。
そんな大切な時期に、影響を与えてくれた先生と出会えたことはナオさんにとって人生の財産ですね(^^)

教員を目指して島外へ

先生になるために、大学は教育過程のある沖縄の大学に進学したナオさん。

「大学時代は、広い世界を見るため、一人で海外に行ってみたり、いろんな活動に参加しました。

島にいた時には出会わなかった人や環境に触れることで、教師としてだけではなく、もっと多くの人に影響を与えられる仕事がしたいと思うようになりました。

元々は鹿児島県の教員になると決めてましたが、それをきっかけに、より多くの人に影響を与えるために、日本の中心である東京へ出て働こう!と決意しました。」

Nut
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小さな島で育ったナオさんが、積極的に広い世界へ飛び込んでいけるの本当すごい。

そうやってナオさんを突き動かす原動力は、島での生活で染みついた「思いやり精神」なんだろうな(^^)

東京に出てきて学んだこと

そんな決意をして東京に就職したナオさん。
東京に出てきて特に学んだことを伺いました◎

「就職活動していく中で、私は何をするかよりも、どんな環境で誰と働くかが大事だと考えていました。

そんななか前職に就職することを決めたのは、社長や社員さんがすごい一生懸命で熱い人たちだったからです。

飲食店ていう、目指してたところとは全然違う職業だったけど、実際働いてみて、飲食店で学んだ『お客様やお店のスタッフ、一人一人に思いやりを持って接することの大切さ』は、どんなことにも繋がってるなと改めて思いました。


同時に、思いやりを持って接することで、『幸せの輪』がどんどん広がっていくことも体感しました。

たくさんのことを学ばせてもらって、本当に最初の職場がここでよかったと感じてます。」

「島に恩返しがしたい!」

東京で更にたくさんの経験を積んだナオさんの新たな挑戦。
今後の目標を教えてくれました◎

「今後は、今まで出会ってきた方々のように思いやりを持って相手に接し、たくさんの人に影響を与えられる存在になることで、島に恩返しがしたいです。

また、選択肢が狭まってしまってる島の子供たちに、視野を広げる機会を与えられたらいいなと思います。

小さな島の出身でも、頑張ればどんなことも叶えられるかっこいい大人になれるんだよ、っていうのを伝えられる存在になりたいです。

まずはその第一歩として、大好きな島の魅力や、想いを持った人の魅力をたくさんの人に伝えることで、幸せの輪を広げていきたいと思ってます。」

Nut
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ナオさんの持ってるその「幸せの輪」、どんどん大きく広がっていくのを楽しみにしてます(^^)
ナオさん、素敵なお話、ありがとうございました♪

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