世界三大織物のひとつ「本場大島紬(ほんばおおしまつむぎ)」を時代を超えて紡ぐ。奄美大島『興紬(おきつむぎ)商店』

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今回は、奄美の伝統工芸品『大島紬』を取り扱う『興紬(おきつむぎ)商店』さんのご紹介です!

奄美大島ってどんなところ?

奄美大島とは、鹿児島本土と沖縄の真ん中あたりに位置し、日本の離島の中では新潟県の佐渡島に次ぐ2番目の大きさの島です。

島を囲う美しい海はもちろん、島の多くが森であるため緑も多く豊かな自然に恵まれ、2021年7月には、その自然美や希少な生物の多様性などが認められ、世界自然遺産に登録されています。

また、特有の伝統文化もまだまだ根強く残されている地域であり、各集落ごとに持つ伝統行事をはじめ、唄や踊り・高い技術を誇る伝統産業は長い年月をかけて今もまだ大切に育まれてます。

大島紬(おおしまつむぎ)とは?

1300年の歴史が織りなす伝統技術

奄美のそんな伝統文化のうち、代表的なものが「大島紬」。
1300年もの歴史があり、ペルシャ絨毯などと並ぶ「世界三大織物」にも選ばれる最高峰の織物です。

何十もある複雑で繊細な工程をすべて手作業で行い、長い時間と高い技術をもって出来上がる「大島紬」は、美しい柄と、なめらかな着心地、そして長く着ることのできる丈夫な着物に仕上がります。

「大島紬」は “先染め・平織り” という方法が用いられ、先に糸の1本1本に柄に合わせた染色をし、その後手作業で織り上げていく大変な作業です。

また “泥染め” という染色方法を用い、奄美にしかない植物との化学反応で色が付けるため、奄美ならではの自然を感じる美しい色合いに仕上がります。

大島紬伝統柄『龍郷柄(たつごうがら)』

いくつかある「大島紬」の伝統柄のうち、代表的なものが『龍郷柄』。
上品な模様に華やかさがあり、現代でも誰もが目を引く美しい柄です。
奄美に自生する「ソテツ」の葉と実をモチーフにされており、龍郷柄発祥の地である龍郷町にちなんで名前が付けられたそうです。

ほかにも、おしゃれで上品な『秋名バラ柄』や、男性ものによく用いられる『西郷柄』などがあります。

興紬商店の『本場大島紬』

奄美大島でつくられる大島紬のうち、5つの定義を合格したもののみ本物の逸品とされ「本場大島紬」と呼ばれます。
『興紬商店』さんは、信頼する職人さんとともに、その「本場大島紬」のみ取り扱っています◎

「伝統と革新」をモットーに、受け継がれてきた伝統技術に加え、時代に合った新しい感覚も取り入れ、伝統柄をアレンジした「モダン柄」や華やかな彩りの「総絣柄」など、さまざまな開発をされる『興紬商店』さん。

時代を超えて愛される「本物」を作り続けるという、強い信念のもと、高い評価を受けており、「本場奄美大島紬グランプリ」など、数々の賞を受賞してます。

Nut
Nut

強い想いが伝わる興紬さんの大島紬は、見せてもらったら思わず「わぁ、、、」と声が出てしまうほど美しい柄や色彩でした!

大島紬の小物『ホズミ・コレクション』

『興紬商店』さんの大島紬を、女性目線で小物などにアレンジして造られた『ホズミ・コレクション』◎
反物の余った生地を使用するのではなく、小物に合わせて織って制作しているため、どれも違和感のないとても美しい仕上がりです。

一生ものになるネクタイやストールをはじめ、気軽に日常へ取り入れられる名刺入れや小銭入れなど豊富なラインナップがあります。

店内でゆっくり手に取りながら選べるので、奄美大島に来た際のお土産や大切な人へのギフトにもおすすめ♪

Nut
Nut

わたしは自分用に、名刺入れとキーケースを買入♪
どちらも周りの評判も良いし、使いやすくてお気に入り(^^)

【お取り寄せもできます】Ropes通販サイト

まとめ

奄美の自然と伝統技術が詰まった「本場大島紬」を、強い信念のもと、受け継がれてきた技術で次の時代へと紡いでいく『興紬商店』さん。

高い技術と奄美の伝統が成す「本場大島紬」の美しさを見て、”本物” を体感することができました◎

Nut
Nut

お土産として買える小物のラインナップもとても豊富にあるので、奄美大島へ来たら必ず寄りたいスポットです♪

【店舗名】興紬商店

【住所】鹿児島県大島郡龍郷町中勝812

【アクセス】
・車の場合
  国道58号本茶バイパス沿い(空港/名瀬から約30分)
・バス利用の場合
  町営住宅前下車(バス停から徒歩5分)
   ※空港から 道の島交通 空港線(名瀬行き)
   ※名瀬から 道の島交通 空港線(空港行き)

【電話番号】0997-62-2178

【営業時間】9:00~18:00

【定休日】無し

【公式ページ】https://okitsumugi.com/

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